作成日:2010年12月23日(2019年7月20日更新) |
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黄藻"植物"について,「真の植物」であるアーケプラスチダと区別して「黄色生物」と呼ぶ見解もあります。系統的に「植物」とは異なる生物を「植物」と呼んでよいかどうか,未だ判断が尽かないところですが,門の学名の語尾に「-phyta」が付く場合は,伝統的に「植物門」と呼んでいることから,本サイトでは黄藻植物門としました。黄藻植物門には,不等毛植物門(Heterokontophyta)などの別名があります。本サイトではCavalier-Smith & Chao (1996) に従い,Ochrophytaを用いました。 Ochrophytaの和名は「オクロ植物門」とする場合もありますが,ここでは山岸(1974)がChromophytaに充てた「黄藻植物門」を用いました。Adl et al. (2019)は黄藻植物門をChrysistaとDiatomistaの2つのグループに分けています。 |
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クリシスタ Chrysista |
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黄金色藻綱 Class Chrysophyceae |
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褐藻綱 Class Phaeophyceae |
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ラフィド藻綱 Class Raphidophyceae |
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チャヒゲムシ(シャットネラ)目 |
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チャヒゲムシ(シャットネラ)目 |
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Chattonella sp. |
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Heterosigma akashiwo |
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撮影:鈴木雅大;兵庫県 神戸市 神戸港 |
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撮影: |
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黄緑藻綱 Class Xanthophyceae |
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ミスココックス目 |
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フシナシミドロ目 |
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Centritractus africanus |
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フシナシミドロ |
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撮影:鈴木雅大;兵庫県 淡路島 大谷池 |
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撮影: |
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その他の綱(写真準備中) |
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真正眼点藻綱 |
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ファエオタムニオン藻綱 |
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シゾクラディア藻綱 |
撮影: |
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撮影: |
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撮影: |
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ダイアトミスタ Diatomista |
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珪藻類 Diatomeae (= 珪藻植物門 Bacillariophyta) |
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シリカヒゲムシ(ディクティオカ)藻綱 Class Dictyochophyceae |
単細胞で珪酸質の骨格を持ちます。生きている時は色素体を持ち,黄褐色を呈しますが,死ぬと骨格だけが残ります。珪藻に近い仲間で,色素体の起源は珪藻と同様に紅藻の色素体を二次細胞内共生したものと考えられます。 |
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シリカヒゲムシ(ディクティオカ)目 |
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シリカヒゲムシ(ディクティオカ)目 |
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シリカヒゲムシ(ディクティオカ)目 |
Dictyocha sp. |
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Dictyocha sp.の骨格 |
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シリカヒゲムシ |
撮影:大田修平;ノルウェー オスロ |
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撮影:大田修平;ノルウェー オスロ |
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撮影:鈴木雅大;兵庫県 淡路島 岩屋港 |
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シリカヒゲムシ(ディクティオカ)目 |
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ヒシシリカヒゲムシ |
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撮影:鈴木雅大;兵庫県 淡路島 岩屋港 |
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参考文献 |
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