| ハナビラダクリオキン Dacrymyces chrysospermus |
| 作成者：鈴木雅大 作成日：2013年8月22日（2013年12月18日更新） |
| ハナビラダクリオキン（花弁ダクリオ菌） |
| Dacrymyces chrysospermus Berkeley & M.A. Curtis 1873: 20. |
| 菌界（Kingdom Fungi），担子菌門（Phylum Basidiomycota），ハラタケ亜門（Subphylum Agaricomycotina），アカキクラゲ綱（Class Dacrymycetes），亜綱の所属不明（Incertae sedis），アカキクラゲ目（Order Dacrymycetales），アカキクラゲ科（Family Dacrymycetaceae），アカキクラゲ属（Genus Dacrymyces） |
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| 撮影地：長野県 南佐久郡 南牧村 海尻 本沢温泉；撮影日：2013年8月16日；撮影者：鈴木雅大 |
| アカキクラゲの仲間で名前のとおりきれいなオレンジ色をしています。アカキクラゲは「キクラゲ」と名が付く通り，鮮やかな色を除けば見た目や手触りがキクラゲ（Auricularia auricula-judae）に似ています。しかし，キクラゲを含むキクラゲ科（Auriculariaceae）とは系統的に大きく離れており，綱のレベルで異なります（＊）。「キクラゲ科に毒キノコは無い」というのが通説ですが，アカキクラゲの仲間に毒性があるのかないのか，大変気になるところです。大雑把に調べた限りでは，そもそも食べようとした事例が無いらしく，分かりませんでした。
（＊）キクラゲ科はハラタケ綱（Agaricomycetes）のメンバーです。 |
| 参考文献 |
| 吹春俊光 監修．中島淳志 著．大作晃一 写真．2017. しっかり見わけ 観察を楽しむ きのこ図鑑．319 pp. ナツメ社，東京． |
| Index Fungorum Partnership 2013. Record details: Dacrymyces chrysospermus Berk. & M.A. Curtis, Grevillea 2(no. 14): 20 (1873) in Index Fungorum. http://www.indexfungorum.org/Names/NamesRecord.asp?RecordID=141916. （閲覧日 2013年12月18日） |
| 幸徳伸也 2019. 日本産きのこ目録2020. http://koubekinoko.chicappa.jp/（閲覧・ダウンロード日 2020年1月18日） |
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