ヒカゲノカズラ Lycopodium clavatum |
作成者:鈴木雅大 作成日:2013年8月22日 |
ヒカゲノカズラ(日陰の蔓) |
Lycopodium clavatum Linnaeus, 1753 |
維管束植物門(Phylum Tracheophyta),ヒカゲノカズラ植物亜門(Subphylum Lycopodiophytina),ヒカゲノカズラ綱(Class Lycopodiopsida),ヒカゲノカズラ目(Order Lycopodiales),ヒカゲノカズラ科(Family Lycopodiaceae),ヒカゲノカズラ亜科(Subfamily Lycopodioideae),ヒカゲノカズラ属(Genus Lycopodium) |
胞子嚢穂を付けた個体 |
撮影地:長野県 本沢温泉から天狗岳に至る途中;撮影日:2013年8月17日;撮影者:鈴木雅大 |
亜高山に生え,胞子嚢穂が短く,柄を持たないものをエゾヒカゲノカズラ(L. clavatum var. robustius)として区別されていますが,本サイトでは,米倉・梶田(2003)と邑田(2012)に従い,変種の区別はしませんでした。天狗岳で見つけた個体は,胞子嚢穂は短いが,やや短い柄が認められるなど,エゾヒカゲノカズラとヒカゲノカズラの中間的な形態を示していました。 |
参考文献 |
邑田 仁 監修.米倉浩司 著.2012. 日本維管束植物目録.379 pp. 北隆館,東京. |
桶川 修 文.大作晃一 写真.2020. くらべてわかるシダ.207 pp. 山と渓谷社,東京. |
米倉浩司・梶田忠 2003-「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info(2013年8月21日閲覧). |
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