ツワブキ Farfugium japonicum

作成者：鈴木雅大　作成日：2015年10月30日（2023年1月2日更新）

ツワブキ（石蕗，艶蕗）

Farfugium japonicum (Linnaeus) Kitamura, 1939

維管束植物門（Phylum Tracheophyta），種子植物亜門（Subphylum Spermatophytina），被子植物（"Angiospermae"），モクレン綱（Class Magnoliopsida），キク上目（Superorder Asteranae)，キク目（Order Asterales），キク科（Family Asteraceae），キク亜科（Subfamily Asteroideae），サワギク上連（Supertribe Senecionodae），サワギク連（Tribe Senecioneae），ツワブキ属（Genus Farfugium）

新エングラー体系：被子植物門（Phylum Angiospermae），双子葉植物綱（Class Dicotyledoneae），合弁花植物亜綱（Subclass Sympetalae），キキョウ目（Order Campanulales），キク科（Family Compositae）

クロンキスト体系：被子植物門（Phylum Magnoliophyta），モクレン綱（Class Magnoliopsida），キク亜綱（Subclass Asteridae），キク目（Order Asterales），キク科（Family Asteraceae）

Basionym

Tussilago japonica Linnaeus, 1767.

Heterotypic synonyms

Arnica tussilaginea Burman f., 1768.

Ligularia tussilaginea (Burman f.) Makino, 1904.

Farfugium tussilagineum (Burman f.) Kitamura, 1939.

撮影地：千葉県 柏市 豊四季；撮影日：2011年11月4日；撮影者：鈴木雅大

撮影地：兵庫県 淡路市 岩屋（淡路島）；撮影日：2015年10月31日；撮影者：鈴木雅大

撮影地：兵庫県 淡路市 岩屋（淡路島）；撮影日：2019年11月10日；撮影者：鈴木雅大

撮影地：千葉県 柏市 豊四季；撮影日：2011年2月3日；撮影者：鈴木雅大

撮影地：沖縄県 国頭郡 恩納村 瀬良垣 万座ビーチ；撮影日：2022年12月26日；撮影者：鈴木雅大

撮影地：沖縄県 国頭郡 今帰仁村 今泊 今帰仁城跡；撮影日：2022年12月27日；撮影者：鈴木雅大

沖縄本島で撮影したツワブキ（Farfugium japonicum）です。沖縄なのでツワブキの変種であるリュウキュウツワブキ（F. japonicum var. luchuense）ではないかと思ったものの，リュウキュウツワブキは葉の縁に顕著な鋸歯があり，葉の基部がくさび形になるので，著者が撮影したものはいずれも一般的なツワブキと考えられます。

浮雲錦 Farfugium japonicum 'Argenteum'

撮影地：兵庫県 淡路市 夢舞台 奇跡の星の植物館（淡路島）；撮影日：2019年11月23日；撮影者：鈴木雅大

ツワブキの栽培品種で，葉に白斑が入るのが特徴です。

福寿牡丹 Farfugium japonicum 'Fukujubotan'

撮影地：兵庫県 淡路市 夢舞台 奇跡の星の植物館（淡路島）；撮影日：2019年11月23日；撮影者：鈴木雅大

ツワブキの栽培品種で，葉に切れ込みが入り，波打つように縮れるのが特徴です。このような葉を「獅子芸」と呼ぶそうです。

参考文献

邑田 仁 監修．米倉浩司 著．2012. 日本維管束植物目録．379 pp. 北隆館，東京．

米倉浩司・梶田忠 2003-「BG Plants 和名－学名インデックス」（YList），http://ylist.info（2015年10月30日閲覧）.

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