ハナギンチャク科の1種 Cerianthidae sp.
 
作成者:鈴木雅大 作成日:2018年5月20日(2019年4月14日更新)
 
ハナギンチャク科の1種
Cerianthidae sp.
 
動物界(Kingdom Animalia),ヒドラ亜界(Subkingdom Hydrobiotina),刺胞動物門(Phylum Cnidaria),花虫綱(Class Anthozoa),ハナギンチャク亜綱(Subclass Ceriantharia),スピルラリア目(Order Spirularia),ハナギンチャク科(Family Cerianthidae)
 
ハナギンチャク科 Cerianthidae
 
ハナギンチャク科 Cerianthidae
 
ハナギンチャク科 Cerianthidae
 
撮影地:兵庫県 洲本市 由良(淡路島);撮影日:2018年5月15日;撮影者:鈴木雅大
 
ハナギンチャク科 Cerianthidae
撮影地:兵庫県 洲本市 由良(淡路島);撮影日:2019年4月8日;撮影者:鈴木雅大
 
淡路島南東部の干潟でみられるハナギンチャク科の1種です。潮下帯に生息し,低潮線近くの浅いところにみられ,砂泥の上だけでなく干潟近くの岩礁帯でもみられます。ムラサキハナギンチャク(Cerianthus filiformisに似ていますが,生息場所が浅いことや岩礁帯にもみられること,直径10 cmに満たないことなどから別種と考えられます。上記の特徴はヒメハナギンチャク(Pachycerianthus magnus)に相当すると思いますが,触手にみられるという白い縦線がみられませんでした。触手の色は良く変わるので色彩変異の範囲かもしれませんが,著者には判断がつかないため,本サイトではハナギンチャク科の1種としました。
 
参考文献
 
 
写真で見る生物の系統と分類真核生物ドメインスーパーグループ オピストコンタ動物界ヒドラ亜界花虫綱
 
「生きもの好きの語る自然誌」のトップに戻る