ハンゲショウ Saururus chinensis |
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作成者:鈴木雅大 作成日:2019年7月20日(2020年7月2日更新) |
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ハンゲショウ(半夏生,半化粧) |
Saururus chinensis (Loureiro) Baillon, 1871 |
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維管束植物門(Phylum Tracheophyta),種子植物亜門(Subphylum Spermatophytina),被子植物("Angiospermae"),モクレン綱(Class Magnoliopsida),モクレン上目(Superorder Magnolianae),コショウ目(Order Piperales),ドクダミ科(Family Saururaceae),ハンゲショウ属(Genus Saururus) |
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新エングラー体系:被子植物門(Phylum Angiospermae),双子葉植物綱(Class Dicotyledoneae),古生花被植物亜綱(Subclass Archichlamydeae),コショウ目(Order Piperales),ドクダミ科(Family Saururaceae) |
クロンキスト体系:被子植物門(Phylum Magnoliophyta),モクレン綱(Class Magnoliopsida),モクレン亜綱(Subclass Magnoliidae),コショウ目(Order Piperales),ドクダミ科(Family Saururaceae) |
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Basionym |
Spathium chinense Loureiro, 1790 |
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撮影地:千葉県 市川市 大町自然観察園;撮影日:2019年7月13日;撮影者:鈴木雅大 |
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開花時に花の近くの葉が白くなるのが特徴です。この白い葉はドクダミの総苞片と同じ役割を果たすと考えられています。著者は葉が白く化生するから「半化生」と信じ込んでいましたが,「化生」ではなく普通に「化粧」の漢字が充てられます。確かに「化生」だと縁起の悪い感じがするので「化粧」の方が適当でしょう。自身のセンスのなさに気付かされました。また,名前の由来は半夏生(7月2日頃)に花を咲かせるとも言われます。逆に半夏生はこの花が咲く時期なので半夏生と呼ばれるという説もあり,由来は定かではありません。 |
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撮影地:兵庫県 淡路市 夢舞台 国営明石海峡公園(淡路島);撮影日:2020年7月1日;撮影者:鈴木雅大 |
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2020年7月1日は半夏生に充たります。全く意識していなかったのですが,半夏生の日に「ハンゲショウ」の写真を撮影できました。 |
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参考文献 |
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邑田 仁 監修.米倉浩司 著.2012. 日本維管束植物目録.379 pp. 北隆館,東京. |
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米倉浩司・梶田忠 2003-.「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info(2019年7月20日閲覧). |
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