アオダイショウ Elaphe climacophora
作成者:鈴木雅大・赤尾正俊 作成日:2011年6月18日(2017年2月14日更新)
 
アオダイショウ(青大将)
Elaphe climacophora (Boie, 1826)
 
動物界(Kingdom Animalia),左右相称動物亜界(Subkingdom Bilateralia),新口動物(後口動物)下界(Infrakingdom Deuterostomia),脊索動物上門(Superphylum Chordata),脊椎動物門(Phylum Vertebrata),顎口下門(Infraphylum Gnathostomata),四肢動物上綱(Superclass Tetrapoda),爬虫綱(Class Reptilia),有鱗亜綱(Subclass Squamata),ヘビ目(Order Serpents),ナミヘビ上科(Superfamily Colubroidea),ナミヘビ科(Family Colubridae),ナミヘビ亜科(Subfamily Colubrinae),ナメラ属(Genus Elaphe
 
アオダイショウ Elaphe climacophora
 
アオダイショウ Elaphe climacophora
 
アオダイショウ Elaphe climacophora
撮影地:静岡県 賀茂郡 南伊豆町 青野川;撮影日:2011年6月18日;撮影者:鈴木雅大
 
 著者はクモ嫌いの反面,ヘビを始めとした爬虫類が好きです*。淡水藻類の採集中,長さ1 m以上ある立派なアオダイショウが目の前を横切りました。ヘビを捕まえる際は,頭の後ろをつかむのが基本ですが,この時は頭部の写真を撮りたかったため,体の後部をつかんでしまいました。蛇はすぐに葦の枝の間に体をからませ、引っ張っても容易には出てきません。一度放して,開けた場所に出て来たところでもう一度つかみ,デジカメを構えました。丁度頭がこちらを向いており,チャンスとばかりにシャッターを切りました。液晶が撮影画面に戻った時,画面越しに蛇と目が合った気がしました。「ヤバイッ!」と思う間もなく,蛇が視界から消え,カメラを持っていた親指に痛みが走りました。接写しようとカメラを近づけていたのが運のつきでした。「やられたな~」と思って指に目をやると,血がダラダラと出ています。毒蛇ではないので咬まれる事は別に怖くなかったのですが,これにはビックリしました。アオダイショウはとてもおとなしい蛇なので,咬み付かれたのも驚きですが,ここまで派手に出血するほど鋭利な歯を持っていたとは思いませんでした。本来ならば余程の事が無い限り,人に危害を加えない蛇なので,著者のバカさ加減が際立ったエピソードです。30過ぎて野生動物との付き合い方を分かっていなかった己の無知ぶりを思い知らされました。蛇には悪いことをしたなと反省しました。

*ヒトはクモ嫌いかヘビ嫌いかに分かれ,両方好きあるいは両方嫌いという人は少ないという話をしばしば耳にしますが,関係があるかは分かりません。

 
アオダイショウによる咬傷/></td>
  </tr>
  <tr>
    <td colspan=おとなしい蛇でも咬まれれば流血します。
 
泳ぐアオダイショウ   泳ぐアオダイショウ
 
流れる血もそのままに採集していると,先ほどの蛇がこちらに向かって川を泳いできました。咬まれた腹いせに,先回りして驚かしてやろうかと底意地の悪い事を考えた後,猛省しました。
 
アオダイショウ Elaphe climacophora
 
アオダイショウ Elaphe climacophora
 
アオダイショウ Elaphe climacophora
撮影地:島根県 松江市 学園南 剣先川;撮影日:2013年6月2日;撮影者:鈴木雅大
 
アオダイショウ Elaphe climacophora
 
アオダイショウ Elaphe climacophora
撮影地:岩手県 盛岡市;撮影日:2015年4月24日;撮影者:赤尾正俊
 
アルビノのアオダイショウ
 
アルビノのアオダイショウ
アルビノの個体(撮影地:千葉県 市川市 大町 市川市動植物園;撮影日:2017年2月12日;撮影者:鈴木雅大)
 
参考文献
 
Uetz, P. and Jirí Hošek (eds.), The Reptile Database, http://reptile-database.reptarium.cz/species?genus=Elaphe&species=climacophora, accessed April 22, 2013.
 

写真で見る生物の系統と分類真核生物ドメインスーパーグループ オピストコンタ動物界脊索動物上門脊椎動物門爬虫綱有鱗亜綱ヘビ目ナミヘビ科ナミヘビ亜科

「生きもの好きの語る自然誌」のトップに戻る