ハダカモウミウシ科の1種 Limapontiidae sp.
作成者:鈴木雅大 作成日:2021年3月21日
 
ハダカモウミウシ科の1種
Limapontiidae sp.
 
動物界(Kingdom Animalia),左右相称動物亜界(Subkingdom Bilateralia),旧口動物(前口動物)下界(Infrakingdom Protostomia),冠輪動物上門(Superphylum Lophotrochozoa),軟体動物門(Phylum Mollusca),腹足綱(Class Gastropoda),異鰓亜綱(Subclass Heterobranchia),被側区(Cohort Tectipleura),汎有肺亜区(Subcohort Panpulmonata),嚢舌上目(Superorder Sacoglossa),目の所属不確定(Incertae sedis),チドリミドリガイ上科(Superfamily Plakobranchoidea),ハダカモウミウシ科(Family Limapontiidae)
 
ハダカモウミウシ科の1種 Limapontiidae sp.
 
ハダカモウミウシ科の1種 Limapontiidae sp.
 
ハダカモウミウシ科の1種 Limapontiidae sp.
 
ハダカモウミウシ科の1種 Limapontiidae sp.
 
採集地:兵庫県 淡路市 岩屋港(淡路島);採集日:2021年3月16日;撮影者:鈴木雅大
 
緑藻ハネモ属の1種(Bryopsis sp.)の体に隠れていたハダカモウミウシ科の1種です。ハネモ属の葉緑体を食べ,自身の突起状に貯め込み,光合成を行っていると考えられます。嚢舌目のウミウシ類にみられる盗葉緑体現象です。ハネモの仲間を採集するとしばしば見つかるそうです。背側に生やした突起のおかげで見事にハネモに擬態しており,指摘されるまで存在に気が付きませんでした。種の分類は未だ研究が行われているところらしく,何という種類かは分かりませんでした。ちなみに本種が食べている緑藻のハネモ類についても未だ分類学的整理が行われておらず,現時点では「ハネモ属の1種(Bryopsis sp.)」としか呼びようがありません。
 
参考文献
 
小野篤司 監修,加藤昌一 編. 2009. ネイチャーウォッチングガイドブック ウミウシ 生きている海の妖精. 272 pp. 誠文堂新光社,東京.
 

写真で見る生物の系統と分類真核生物ドメインスーパーグループ オピストコンタ動物界冠輪動物上門軟体動物門腹足綱異鰓亜綱

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