ヒガシキリギリス Gampsocleis mikado (?) |
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作成者:鈴木雅大 作成日:2015年5月13日(2022年7月29日更新) |
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ヒガシキリギリス(東螽斯)(?)*暫定的な同定です。 |
Gampsocleis mikado Burr, 1899 (?) |
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動物界(Kingdom Animalia),左右相称動物亜界(Subkingdom Bilateralia),旧口動物(前口動物)上界(Superkingdom Protostomia),脱皮動物上門(Superphylum Ecdysozoa),節足動物門(Phylum Arthropoda),汎甲殻亜門(Superphylum Pancrustacea),六脚上綱(Superclass Hexapoda),昆虫綱(Class Insecta),有翅亜綱(Subclass Pterygota),新翅下綱(Infraclass Neoptera),多新翅上目(Superorder Polyneoptera),バッタ(直翅)目(Order Orthoptera),キリギリス亜目(Suborder Ensifera),キリギリス上科(Superfamily Tettigonioidea),キリギリス科(Family Tettigoniidae),キリギリス亜科(Subfamily Tettigoniinae),キリギリス属(Genus Gampsocleis) |
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メスの成虫 |
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撮影地:兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2015年7月25日;撮影者:鈴木雅大 |
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撮影地:兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2015年7月8日;撮影者:鈴木雅大 |
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撮影地:兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2018年7月24日;撮影者:鈴木雅大 |
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オスの成虫 |
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撮影地:兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2020年6月28日;撮影者:鈴木雅大 |
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キリギリス(Gampsocleis buergeri)と呼ばれてきた種は,ヒガシキリギリス(G. mikado)とニシキリギリス(G. buergeri)の2種に分けられています。しかし,佐伯(2012)などによると,ヒガシキリギリスとニシキリギリスは形態的特徴できれいに分けられないことがある他,2種以外の種を包含している可能性も示唆されており,分類が定まっていません。兵庫県淡路島に分布しているのは,ヒガシキリギリスと言われていることと,翅に黒斑が多いことから,本サイトでは暫定的にヒガシキリギリスと同定しましたが,正確な同定ではありません。 |
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キリギリスの鳴き声 |
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撮影地:兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2020年7月19日;撮影者:鈴木雅大 |
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キリギリスの鳴き声を撮影,もとい録音したものです。残念ながら鳴いている本体を見つけることは出来ませんでした。文字で書き表すなら「ギィー,チョン」が一般的なようです。生きものの鳴き声を文字にすると「本当にそう聞こえるの?」と,聞いた人によって意見が分かれることが多いと思いますが(例.ヒグラシの「カナカナカナ」),「ギィー,チョン」は割と的確な表現ではないかと思います。「チョン」については異論が出そうですが・・・。 |
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幼虫 |
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撮影地: 兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2015年5月13日;撮影者:鈴木雅大 |
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幼虫です。ヤブキリの幼虫と良く似ていますが,背中の線が2本あることから区別出来ます。 |
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撮影地: 兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2020年6月28日;撮影者:鈴木雅大 |
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キリギリスを捕食するキリギリス |
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撮影地: 兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2022年7月29日;撮影者:鈴木雅大 |
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キリギリスがキリギリスを捕食する,いわゆる共食いです。飼育下では良く聞かれる話ですが,野外でも普通に観察されるようです。捕食というよりは死骸を食べていたのかもしれません。 |
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参考文献 |
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永幡嘉之 文・写真.奥山清市 写真.2017. くらべてわかる昆虫.143 pp. 山と渓谷社,東京. |
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佐伯英人 2012. ニシキリギリスとヒガシキリギリスの識別点の検討.愛媛県総合科学博物館研究報告 17: 5-17. |
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