モハネガヤ Plumularia filicaulis |
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作成者:鈴木雅大 作成日:2020年7月6日 |
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モハネガヤ(藻羽榧) |
Plumularia filicaulis Kirchenpauer, 1876 |
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動物界(Kingdom Animalia),ヒドラ亜界(Subkingdom Hydrobiotina),刺胞動物門(Phylum Cnidaria),ヒドロ虫綱(Class Hydrozoa),ヒドロ虫亜綱(Subclass Hydroidolina),レプトテカータ目(Order Leptothecata),プルムラリア上科(Superfamily Plumularioidea),プルムラリア科(Family Plumulariidae),ハネガヤ属(Genus Plumularia) |
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撮影地:兵庫県 淡路市 岩屋 田ノ代海岸(淡路島);撮影日:2020年7月4日;撮影者:鈴木雅大 |
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褐藻カジメ(Ecklonia cava)に着生していたモハネガヤ(Plumularia filicaulis)です。組織の中に入り込んでいるので内生と呼ぶべきかもしれません。コンブ類に付着するヒドロ虫として知られ,養殖コンブの品質を下げる他,除去作業に当たる漁業者が皮膚炎や喘息などを引き起こすことがあるそうです。著者はこれまで本種に触れても特に異常を感じたことはなく,本種の危険性について特に気に留めていなかったのですが,磯の危険生物として知られるシロガヤ(Aglaophenia whiteleggei)と同じ科に所属しており,個人差はあるのでしょうがアレルギー症状を引き起こすのもうなずけます。今後は本種の取り扱いについて注意しようと思いました。 |
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参考文献 |
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今原幸光 編著. 2023. 新 写真でわかる磯の生き物図鑑. 286 pp. 海文堂,東京. |
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Schuchert, P. 2020. World Hydrozoa Database. Plumularia filicaulis Kirchenpauer, 1876. Accessed through: World Register of Marine Species at: http://www.marinespecies.org/aphia.php?p=taxdetails&id=212494 on 2020-07-06. |
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