トノサマガエル Pelophylax nigromaculatus
作成者:鈴木雅大 作成日:2010年11月2日(2020年7月19日更新)
 
トノサマガエル(殿様蛙)
Pelophylax nigromaculatus (Hallowell, 1861)
 
動物界(Kingdom Animalia),左右相称動物亜界(Subkingdom Bilateralia),新口動物(後口動物)下界(Infrakingdom Deuterostomia),脊索動物上門(Superphylum Chordata),脊椎動物門(Phylum Vertebrata),顎口下門(Infraphylum Gnathostomata),四肢動物上綱(Superclass Tetrapoda),両生綱(Class Amphibia),カエル(無尾)目(Order Anura),アコスマヌラ・クレード(Clade Acosmanura),カエル亜目(Suborder Neobatrachia),アカガエル上科(Superfamily Ranoidea),アカガエル科(Family Ranidae),トノサマガエル属(Genus Pelophylax
 
Synonym
  Rana nigromaculata (Hallowell, 1861)
 
トノサマガエル Pelophylax nigromaculatus
撮影地:兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2015年5月13日;撮影者:鈴木雅大
 
近縁種のダルマガエル(Pelophylax porosus)との区別が難しい種類です。ダルマガエルの2亜種(トウキョウダルマガエルとナゴヤダルマガエル)とは,後肢が鼓膜の位置まで届く程長いこと,腹面に網目状の斑紋が入らないこと,背面の小隆条が発達すること,繁殖期には雌雄で体色が異なることなどで区別されます。撮影した2箇所(淡路島と伊豆半島)では,トノサマガエルとナゴヤダルマガエルの両方の種が確認されており,どちらの種か大いに悩みました。捕まえて腹面の斑紋の有無を確かめれば確実だったのですが,網を持っておらず,あっさり逃げられてしまいました。正確な同定ではありませんが,後肢が鼓膜の位置まで届くこと,腹側の斑紋が確認出来た限りでは見られなかったことから本種と同定しました。
 
トノサマガエル Pelophylax nigromaculatus
撮影地:兵庫県 神戸市 須磨区 若宮町 須磨海浜水族園;撮影日:2016年7月15日;撮影者:鈴木雅大
 
相変わらず腹面の観察は出来ていませんが,背面の小隆条が発達し,後肢が鼓膜の位置まで届く典型的なトノサマガエルです。
 
幼生(オタマジャクシ)
 
トノサマガエルの幼生(オタマジャクシ)
撮影地:兵庫県 淡路市 あわじ石の寝屋緑地(淡路島);撮影日:2020年7月19日;撮影者:鈴木雅大
 
 
参考文献
 
Frost, Darrel R. 2013. Amphibian Species of the World: an Online Reference. Version 5.6 (9 January 2013). Electronic Database accessible at http://research.amnh.org/herpetology/amphibia/index.html. American Museum of Natural History, New York, USA.
 
松井正文 2016. ネイチャーウォッチングガイドブック 日本のカエル 分類と生活史 ~全種の生態、卵、オタマジャクシ.255 pp. 誠文堂新光社,東京.
 

写真で見る生物の系統と分類真核生物ドメインスーパーグループ オピストコンタ動物界脊索動物上門脊椎動物門両生綱カエル(無尾)目アカガエル上科アカガエル科

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