タツナミガイ Dolabella auricularia
 
作成者:鈴木雅大 作成日:2011年6月3日(2019年5月11日更新)
 
タツナミガイ(立浪貝)
Dolabella auricularia (Lightfoot, 1786)
 
動物界(Kingdom Animalia),左右相称動物亜界(Subkingdom Bilateralia),旧口動物(前口動物)下界(Infrakingdom Protostomia),冠輪動物上門(Superphylum Lophotrochozoa),軟体動物門(Phylum Mollusca),腹足綱(Class Gastropoda),異鰓亜綱(Subclass Heterobranchia),被側区(Cohort Tectipleura),真後肺亜区(Subcohort Euopisthobranchia),アメフラシ目(Order Aplysiida),アメフラシ上科(Superfamily Aplysioidea),アメフラシ科(Family Aplysiidae),アメフラシ属(Genus Aplysia
 
タツナミガイ Dolabella auricularia
 
タツナミガイ Dolabella auricularia
撮影地:静岡県 下田市 須崎;撮影日:2019年5月3日;撮影者:鈴木雅大
 
タツナミガイ(Dolabella auricularia)は,海岸動物の中では大きい方だと思いますが,海藻などに隠れているとどこにいるか分からないことが多々あり,誤って踏んづけてしまうことが良くあります。著者は,周囲にタツナミガイがいると分かっていたにもかかわらず,2度も踏んでしまったことがあります。振り返ると水面が紫色に染まっており,子供に「気を付けてよ」と注意されてしまいました。
 
タツナミガイ Dolabella auricularia
撮影地:神奈川県 三浦市 三崎町 荒井浜;撮影日:2011年5月8日;撮影者:鈴木雅大
 
タツナミガイは,どちらかといえば褐色というイメージが強いのですが,写真の個体は緑がかった色をしてます。周囲の環境によって体色や模様が変化するそうです。
 
参考文献
 
今原幸光 編著.2023. 新 写真でわかる磯の生き物図鑑.286 pp. 海文堂,東京.
 
小野篤司 監修,加藤昌一 編. 2009. ネイチャーウォッチングガイドブック ウミウシ 生きている海の妖精.272 pp. 誠文堂新光社,東京.
 
Rosenberg, G. and Bouchet, P. 2012. Dolabella auricularia (Lightfoot, 1786). Accessed through: World Register of Marine Species at http://www.marinespecies.org/aphia.php?p=taxdetails&id=208629 on 2013-04-27.
 
 
写真で見る生物の系統と分類真核生物ドメインスーパーグループ オピストコンタ動物界冠輪動物上門軟体動物門腹足綱異鰓亜綱アメフラシ目
 
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