ヘクソカズラ Paederia foetida
作成者:鈴木雅大 作成日:2017年10月15日(2019年9月29日更新)
 
ヘクソカズラ(屁糞葛)
Paederia foetida Linnaeus, 1767
 
維管束植物門(Phylum Tracheophyta),種子植物亜門(Subphylum Spermatophytina),被子植物("Angiospermae"),モクレン綱(Class Magnoliopsida),キク上目(Superorder Asteranae),リンドウ目(Order Gentianales),アカネ科(Family Rubiaceae),アカネ亜科(Subfamily Rubioideae),ヘクソカズラ連(Tribe Paederieae),ヘクソカズラ属(Genus Paederia
 
新エングラー体系:被子植物門(Phylum Angiospermae),双子葉植物綱(Class Dicotyledoneae),合弁花植物亜綱(Subclass Sympetalae),リンドウ目(Order Gentianales),アカネ科(Family Rubiaceae)
クロンキスト体系:被子植物門(Phylum Magnoliophyta),モクレン綱(Class Magnoliopsida),キク亜綱(Subclass Asteridae),アカネ目(Order Rubiales),アカネ科(Family Rubiaceae)
 
Heterotypic synonyms
  Gentiana scandens Loureiro, 1790
  Paederia scandens (Loureiro) Merrill, 1934
 
ヘクソカズラ Paederia foetida
 
ヘクソカズラ Paederia foetida
 
ヘクソカズラの花
撮影地:千葉県 柏市 豊四季;撮影日:2011年8月18日;撮影者:鈴木雅大
 
ヘクソカズラ Paederia foetida
撮影地:兵庫県 淡路市 岩屋(淡路島);撮影日:2019年9月8日;撮影者:鈴木雅大
 
日本各地で普通にみられるつる性植物です。ろくでもない和名が付いておりますが,これは葉や茎に悪臭があることに因んで付けられたものです。
 
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ヘクソカズラの茎の維管束
茎の横断面と維管束 *トルイジンブルーで染色
 
著者は一時期,双子葉植物の茎の維管束の観察材料として,センニンソウ(Clematis ternifloraに代わる教材を探しておりました。センニンソウと同じつる性植物ならばどうかと思い,本種の切片を作製,観察してみました。茎の部分は程よい堅さで,徒手切片法で苦も無く横断切片を作製できたのですが,木部,篩部,形成層などの組織をセンニンソウほどはっきり見分けることは難しく,特に篩部の位置をはっきりと示すことが困難でした。材料の入手しやすさ,切片の作りやすさは申し分ないのですが,切片の観察は少々難易度が高そうです。安全面では,有毒植物であるセンニンソウよりも使いやすいですが,和名の通りの悪臭には抵抗感を示す学生,生徒が少なくないかもしれません。いずれにしろ教材としては今一つというのが著者の感想です。
 
参考文献
 
邑田 仁 監修. 米倉浩司 著. 2012. 日本維管束植物目録. 379 pp. 北隆館,東京.
 
米倉浩司・梶田忠 2003-.「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info(2017年10月15日閲覧).
 

写真で見る生物の系統と分類真核生物ドメインスーパーグループ アーケプラスチダ緑色植物亜界有胚植物上門被子植物キク上目リンドウ目アカネ科

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